
「石川県立図書館」で下車
石川県立図書館
本との出会いを楽しむ空間

石川県立図書館は、2022年7月に開館しました。約110万冊の蔵書や多彩なイベント・ワークショップ、デジタルアートやモノづくり体験など、さまざまな魅力が詰まった図書館です。建築家の仙田満さん率いる環境デザイン研究所が設計したこの図書館は、本のページをめくるような特徴的な外観と、ベンガラ色と青色が用いられた天井が印象的です。
図書館内には、身近でなじみ深い12のテーマで選りすぐった本を並べた円形閲覧空間や、本の集まりを宇宙に見立てたデジタルアート「ブックリウム」、回廊式の閲覧空間である「リング」、生物文化多様性に関する資料を集めた「里の恵み・文化の香り〜石川コレクション〜」など、他の図書館にはない特別な空間が広がっています。親子で楽しく過ごせる「こどもエリア」や、吹き抜け空間をゆっくり味わえる「ブリッジ」のほか、個性的なイスが100種類以上約500席用意されており、その日の気分や本に合わせて席を選ぶことができます。
- 住所
- 金沢市小立野2-43-1
- 電話番号
- 076-223-9565
- 営業時間
- 平日:9:00~19:00、土日祝:9:00~18:00
※HUM&Go#の営業時間は上記と同様です
※文化交流エリアは平日のみ21:00まで開館しています。 - 定休日
- 月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始、特別整理期間
終点「湯涌温泉」にて下車(約40分)
▶時刻表は、北陸鉄道バス時刻表「12:湯涌線」にて最新情報をご確認ください
湯涌温泉
歴史とロマンの名泉

緑に包まれた山あいにある温泉街。歴史は古く、養老2年(718年)に発見されたと伝えられているほどの歴史があります。
また藩政期には歴代藩主も通った金沢の奥座敷です。
最近ではアニメの舞台のモデルとなり、アニメ中に登場したまつりにちなんで始められた「湯涌ぼんぼり祭り」が毎年10月に開催されています。
Cafe Lenteでほっと一息

店名は、ラテン語「Festina Lente」(ゆっくり急げ)から、ゆっくりと寛いで欲しいという想いからつけられたそう。その名の通り、ゆったりとした時間を過ごせる喫茶店です。高い天井、心地のよいインテリアに囲まれ、自家焙煎の珈琲でほっと一息つくのも一興です。
金沢湯涌夢二館
竹久夢二の思い出の地、湯涌温泉に建つ施設

画家であり、詩人であった竹久夢二が、永遠の恋人彦乃と過ごした湯涌温泉に立つ記念館。旅、女性、信仰心という三つのテーマから、遺品や作品を通して夢二を紹介します。
- 住所
- 金沢市湯涌町イ144-1
- 電話番号
- 076-235-1112
- 営業時間
- 9:00~17:30(入館は17:00まで)
- 定休日
- 毎週火曜日(祝日の場合、翌平日)、年末年始、展示替期間
温泉で一泊
湯の里を堪能

湯涌温泉街というだけあって温泉宿が軒を連ねています。
海の幸や山の幸をふんだんに使用した加賀料理に舌鼓を打ちながら、歴史とロマンの温泉にゆっくり浸かりませんか。
朝食前に玉泉湖の「氷室小屋」まで散策

江戸時代、加賀藩では毎年冬の間に積もった雪を、「氷室」と呼ばれる小屋に貯蔵し、夏に切り出して徳川家に献上していたといわれています。湯涌温泉には玉泉湖畔に復元された「氷室」小屋が残っています。玉泉湖(ぎょくせんこ)は、川をせき止めて作られた周囲約500mの人造湖で、四季折々の姿をお楽しみいただけます。
金沢湯涌江戸村
江戸時代にタイムスリップ

江戸時代の加賀百万石の名残を今に伝える歴史的建造物が公開されています。農家ゾーン、町家・武家ゾーンの2つに分かれ、当時の暮らしぶりや生活様式を分かりやすく解説しています。園内の建物はすべて国指定重要文化財、または石川県、金沢市の有形文化財に指定された貴重なものばかり。伝統工芸品作りの実演など毎月民家を活用した企画が行われていて、金沢を中心とした昔ながらの行事が体験できます。
- 住所
- 金沢市湯涌荒屋町35-1
- 電話番号
- 076-235-1267
- 営業時間
- 9:00~17:30(入園は17:00まで)
- 定休日
- 毎週火曜日(祝日の場合、翌平日)、年末年始
「出羽町」バス停下車
成巽閣
藩主が母に贈った、優美な奥方御殿

成巽閣は13代藩主前田斉泰が母君・真龍院のために建てた隠居所。大名書院造りと数奇屋風書院造りの二つの様式を持つ建造物は風格ある佇まいが印象的で、国の重要文化財となっています。「群青の間」は一見の価値があります。鮮やかな群青色で染められた空間は見る人の心に残ります。花鳥の意匠や豊かな色彩に溢れた建物内は、女性らしい雅な雰囲気が漂っていて、藩主の母への思いが偲ばれます。細やかに手入れされた庭園は国の名勝に指定されています。
国立工芸館
日本で唯一、近現代の工芸・デザイン作品を専門とする国立美術館

2020年に開館した日本海側初の国立美術館。
陶磁やガラス、漆工、木工、染織、金工、グラフィック・デザインなどの作品4,000点以上を収蔵しています。
建物は、明治期に建てられた2つの旧陸軍の施設、旧陸軍第九師団司令部庁舎(1898 年建築)と旧陸軍金沢偕行社(1909 年建築)を移築するとともに、過去に撤去された部分や外観の色などを復元しました。
特定のテーマに基づいた所蔵作品展、特別展または共催展を開催するほか、漆芸家・松田権六の工房の移築・復元展示やデジタル鑑賞システム、アートライブラリ、オリジナルグッズも充実したミュージアムショップを設置しています。
夜には、国立工芸館を含めた複数の周辺文化施設がライトアップされるため、夜のまち歩きも楽しめます。
「武蔵ケ辻・近江町市場」にて下車(約7分)
近江町市場
金沢市民の台所!

金沢の食文化を支える『市民の台所』として親しまれている近江町市場。アーケードに鮮魚、野菜、果物等の専門店や飲食店、約170の店が軒を連ねています。市民のほか、料亭や飲食店の料理人など食のプロも仕入れに訪れます。また、日本海で獲れた魚介を使った海鮮丼や寿し店を目あてにたくさんの観光客で賑わっています。地元の食材を使ったご当地グルメを食べながら、お店の人との会話を楽しむのも醍醐味です。
※お得で安心なグルメチケット金沢美味が使える近江町市場とその周辺のお店はこちら
- 住所
- 金沢市上近江町50
- 電話番号
- 076-231-1462
- 営業時間
- 9:00~15:00頃
※店舗により異なる - 定休日
- 年始(1月1~4日)
※店舗により異なる
※水曜日は定休日の店舗が比較的多いため各店舗へ問い合わせ要
金沢駅到着