ギャラリートーク
◇企画展
令和6年3月、明治3年から150年に及ぶ歴史を紡ぎ続けた金沢市立馬場小学校が閉校しました。明治12年~16年、同校の前身にあたる養成小学校に通っていたのが、のちの作家・徳田秋聲(明治4年生)です。秋聲の自伝小説「光を追うて」(昭和13年)には、内向的な少年だった秋聲が、この学校で初めて新しい世界を知った時の感慨が記されています。
秋聲没後の昭和45年には、同校創立100周年を記念して、校庭に卒業生である秋聲・泉鏡花・尾山篤二郎を記念した「文学の故郷」碑が建設されました。碑文を揮毫したのは、ノーベル文学賞を受賞して間もない頃の川端康成です。三人の作品の一節を刻んだこの時の碑文原稿は同校で長く保管されてきましたが、閉校を機に当館に移管されることとなりました。
この展示では、同じく資料の移管を受けた金沢ふるさと偉人館、金沢くらしの博物館との連携企画として、同校旧蔵の貴重な資料を順次公開いたします。
【会期】令和7年3月26日(水)~令和7年6月22日(日)
〇学芸員による展示解説
令和7年4月5日(土)、令和7年5月3日(土・祝)、令和7年6月7日(土)
※各日共に1日2回 ①11時~②14時~ (各回40分程度)
プラン基本情報
- 料金
- 一般310円、65歳以上210円、高校以下無料
- 開催日
- 令和7年4月5日(土)、令和7年5月3日(土・祝)、令和7年6月7日(土)
- 開催時間
- 11時~/14時~
- 所要時間
- 各回40分
- 開催場所
- 徳田秋聲記念館
金沢市東山1-19-1 - アクセス:公共交通機関で
- 北鉄 路線バス「橋場町(金城摟前)」下車、徒歩7分 北鉄 城下まち金沢周遊バス〈右回りルート(RL)〉「RL4番橋場町(ひがし・主計町)」下車、徒歩3分 JRバス「橋場町(ひがし茶屋街)下車、徒歩3分
- 駐車場
- あり
- 駐車場:台数
- 2台