近江町市場と長町武家屋敷跡コース(3時間)
- 所要時間:
- 約3時間
- 移動手段:
- バスと徒歩
新鮮な海産物や野菜が揃う近江町市場から尾山神社を通り、藩政時代の雰囲気を残す長町武家屋敷跡にて、当時の暮らしぶりを感じられるスポットを巡るコース。
「武蔵ヶ辻・近江町市場(いちば館前)」バス停下車
近江町(おうみちょう)市場
金沢市民の台所!
金沢の食文化を支える『市民の台所』として親しまれている近江町市場。アーケードに鮮魚、野菜、果物等の専門店や飲食店、約170の店が軒を連ねています。市民のほか、料亭や飲食店の料理人など食のプロも仕入れに訪れます。また、日本海で獲れた魚介を使った海鮮丼や寿し店を目あてにたくさんの観光客で賑わっています。地元の食材を使ったご当地グルメを食べながら、お店の人との会話を楽しむのも醍醐味です。
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尾山神社
ギヤマンが映える「神門」は見事な美しさ!
加賀藩祖・前田利家公と正室お松の方を祀る由緒ある尾山神社。全国的にも珍しい和漢洋の3つの建築様式が用いられた「神門」は金沢市の代表的な観光スポットとして有名です。国の重要文化財にも指定されており、特に、最上階にはめ込まれたギヤマンは美しく、訪れた人を魅了します。また、日本現存最古の避雷針が施されています。
日没後から夜の22:00まではライトアップがされていて、光に浮かび上がる様子は幻想的な雰囲気です。兼六園・金沢城から長町武家屋敷や繁華街を結ぶ場所にあり、観光の途中に気軽に立ち寄ることができます。
長町(ながまち)武家屋敷跡
藩政時代に武士が暮らしていた屋敷跡を散策
昔ながらの土塀や石畳の小路が残り、豪壮な武家屋敷が立ち並ぶ長町武家屋敷跡。伝統環境保存区域および景観地区に指定されていて、今でも趣のある景観が維持されているエリアです。冬になると町並みの土塀を雪や凍結から守るために「こも掛け」が行われ、金沢の冬の風物詩を見るために観光客が訪れます。この界隈から繁華街の香林坊に抜ける鞍月用水沿いには割烹、郷土料理店、カフェなどが立ち並び、たくさんの人で賑わっています。
大野庄用水
犀川を水源として長町を流れる用水で、古くから人々の生活の場で重要な役割を果たしてきました。武家屋敷の土塀を背に流れる用水は、昔と変わらない風情と情緒を感じられます。
金沢市足軽資料館
藩を支えた足軽の生活を体感!
藩政時代の貴重な足軽屋敷2棟を移築再現した建物。建物の中は、足軽の職務や日常生活の解説・展示がなされており、屋根は昔ながらの石を置いたもので、当時の雰囲気を醸し出しています。
旧加賀藩士高田家跡
武士の暮らしが垣間見られる貴重な歴史的建造物
加賀藩に仕えた中級武士高田家の武家屋敷跡。現在は藩政時代の長屋門を修復して一般公開しています。敷地内には大きな池を中心に配し、周囲をめぐりながら美しい景観を鑑賞できます。江戸時代の代表的な庭園造りである池泉回遊式庭園が広がっています。ほかにも、仲間(奉公人)部屋、厩なども見学することができ、当時の武士の生活がうかがえます。敷地内への入場料は無料です。
長町武家屋敷休憩館
観光ボランティアガイド「まいどさん」が常駐!
散策途中に気軽に立ち寄れる長町武家屋敷跡に建つ観光施設。休憩室やトイレ、観光パンフレットや展示コーナーが設けられていて便利です。ここには観光ボランティアガイド「まいどさん」が常駐しており、長町界隈を親切に案内してくれます。しかも、ガイド料金は無料。歴史や文化などの説明を聞きながら歩けば、より金沢の魅力を知ることができます。10人以上のグループや、特別な要望がある場合は、事前にガイドの予約・相談を行ってください。
武家屋敷跡 野村家
世界が認めた日本庭園と建築美
石畳や土塀など、往時の面影が今も色濃く残る長町武家屋敷跡。その界隈で唯一、一般公開されているのが武家屋敷跡 野村家です。格式のある建物と風情のある庭園が見事に調和しています。加賀藩のお抱え絵師によって、「上段の間」に描かれた襖絵や野村家伝来の刀剣、甲冑等は必見です。2009年発行の外国人観光客向けガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星として紹介。米国庭園専門誌の2003年度日本庭園ランキングでも3位に選ばれています。
- 住所
- 金沢市長町1-3-32
- 電話番号
- 076-221-3553
- 営業時間
- 4~9月:8:30~17:30
10~3月:8:30~16:30
(入館は閉館の30分前まで) - 定休日
- 12月26日・27日、1月1日・2日