• ※金沢市外エリアも含むコースです

音楽をめぐる旅~金沢蓄音器館・金沢工業大学PMC~

所要時間:
約3時間

金沢は、音楽の街。市民が音楽を楽しみ、愛する風土は加賀百万石の時代からの伝統です。日本初の常設プロフェッショナル室内管弦楽団が設立された土地で、毎年ゴールデンウィークには大規模な音楽祭も開催。音楽ホールや関連施設が充実し、魅力的なライブハウスや中古レコードショップもたくさんあります。そんな金沢を「音楽」をキーワードに旅してみませんか。

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金沢蓄音器館

金沢蓄音器館

音楽を通じて地域文化に貢献したいと、戦前から蓄音器店を営んできた初代館長。手回し式の蓄音器が姿を消しつつあった昭和50年代のある日、無造作に捨てられていた蓄音器を見て心を痛め、収集・修理を始め、気付けば蓄音器540台、SPレコード(蓄音器用のレコード)2万枚もの山蓄コレクションとなりました。そのコレクションを金沢市が譲り受け、2001年7月に開館したのが「金沢蓄音器館」です。

開館以来、県内外から多くの寄贈があり、現在では蓄音器600台以上、SPレコードは3万枚以上という日本有数のコレクションを誇ります。なぜこれほどのコレクションが集まり、しかも現役で聴くことができるのか。それは初代・2代目館長が、蓄音器の修復技術と深い愛情を持っていたこと。そして、壊れてしまったり、使い手がいなくなった蓄音器やSPレコードを、「廃棄するには忍びない」「大切にしてくれる人に活用してもらいたい」と願う寄贈者の想いが結びついたからです。レコードは使うたびに溝が減り、蓄音器の部品も磨耗していきますが、すでにどちらも生産されていません。だからこそ、寄贈された蓄音器の部品一つひとつが、後世に音色を伝えていくための大切な存在になっているのです。


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住所
金沢市尾張町2-11-21
電話番号
076-232-3066
営業時間
10:00~17:30(入館は17:00まで)
定休日
毎週火曜日(祝日の場合、翌平日)、年末年始、展示替期間
北鉄バス「尾張町」から約3分、「武蔵が辻・近江町市場」下車
北鉄バス「武蔵ヶ辻・近江町市場」から約25分、「金沢工業大学」下車

金沢工業大学 ライブラリーセンター PMC

金沢工業大学 ライブラリーセンター PMC

「金沢工業大学」の附属図書館「ライブラリーセンター」の3Fにある「PMC(ポピュラー・ミュージック・コレクション)」は、「ライブラリーセンター」の入口受付で簡単な手続きを済ませれば、学生でなくても利用できます。「PMC」は、1960年代後半から音楽・映画・美術・舞台など、幅広いジャンルで活躍されているメディアプロデューサーの立川直樹さんから寄贈された17,000点のレコードを基に、1992年に設立されました。 17,000点からスタートした収蔵品は、アナログとCDを合わせて現在は24万点以上。立川さんから累計32,000点、その他は全国の愛好家から寄贈されたものです。ロックやジャズ、ポップスをはじめ、あらゆるポピュラー・ミュージックを収集し、なかには絶版になったもの、CDでは入手できない貴重なものも多数あります。体感音響装置「ボディ・ソニック」やレーザートラッキング式プレイヤーなど、極上の音楽関連機器も備えられ、最高の環境で音楽を楽しめるのも魅力になっています。 有名ミュージシャンもコンサートで金沢を訪れた際やプライベートで「PMC」に足を運ぶリピーターが多いそう。

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住所
石川県野々市市扇が丘7-1 金沢工業大学 ライブラリーセンター
電話番号
076-246-2112(代表)、076-294-6437(PMC運営室)
営業時間
月〜金曜 8:30〜22:00 ※一般は18:30まで
土曜 8:30〜17:00
日曜・祝日 10:00〜17:00
定休日
開館カレンダー参照
http://www.kanazawa-it.ac.jp/kitlc/info/index.html
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  • 金沢蓄音器館
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