金沢の奥座敷で温泉を堪能コース
- 所要時間:
- 1日と約4時間
- 移動手段:
- バスと徒歩
兼六園から車で約30分の場所に、金沢の奥座敷として親しまれている湯涌温泉があります。開湯1300年を迎えた歴史ある温泉街で、歴代加賀藩主も通った名湯です。
手軽な癒しの小旅行をしてみませんか?
「湯涌温泉」バス停下車
湯涌温泉
歴史とロマンの名泉
緑に包まれた山あいにある温泉街。歴史は古く、養老2年(718年)に発見されたと伝えられているほどの歴史があります。
また藩政期には歴代藩主も通った金沢の奥座敷です。
最近ではアニメの舞台のモデルとなり、アニメ中に登場したまつりにちなんで始められた「湯涌ぼんぼり祭り」が毎年10月に開催されています。
湯涌温泉総湯 白鷺の湯
開湯1300年の歴史がある金沢の奥座敷「湯涌温泉」
養老二年(718年)近郷の農夫が泉に身を癒す白鷺をみてこの温泉を発見したと伝えられています。藩政時代は、加賀藩の歴代藩主を始め一族が常用し、その効能によって治癒本復することがしばしばあり、これを賞され湯宿の主人に名字帯刀が許されたと言われます。大正の初めドイツで開かれた万国鉱 泉博覧会に当時の内務省の推薦により日本の名泉として出展、泉質の良さが認められました。以来、文人墨客の来湯が繁くなり、特異な美人画で知られる大正の詩人、竹久夢二が愛する女性彦乃を至福の日々を過ごした「ロマンの湯」としても知られています。
金沢湯涌夢二館
竹久夢二の思い出の地、湯涌温泉に建つ施設
画家であり、詩人であった竹久夢二が、永遠の恋人彦乃と過ごした湯涌温泉に立つ記念館。旅、女性、信仰心という三つのテーマから、遺品や作品を通して夢二を紹介します。
- 住所
- 金沢市湯涌町イ144-1
- 電話番号
- 076-235-1112
- 営業時間
- 9:00~17:30(入館は17:00まで)
- 定休日
- 毎週火曜日(祝日の場合、翌平日)、年末年始、展示替期間
金沢湯涌江戸村
江戸時代にタイムスリップ
江戸時代の加賀百万石の名残を今に伝える歴史的建造物が公開されています。農家ゾーン、町家・武家ゾーンの2つに分かれ、当時の暮らしぶりや生活様式を分かりやすく解説しています。園内の建物はすべて国指定重要文化財、または石川県、金沢市の有形文化財に指定された貴重なものばかり。伝統工芸品作りの実演など毎月民家を活用した企画が行われていて、金沢を中心とした昔ながらの行事が体験できます。
- 住所
- 金沢市湯涌荒屋町35-1
- 電話番号
- 076-235-1267
- 営業時間
- 9:00~17:30(入園は17:00まで)
- 定休日
- 毎週火曜日(祝日の場合、翌平日)、年末年始
温泉で一泊
湯の里を堪能
湯涌温泉街というだけあって温泉宿が軒を連ねています。
海の幸や山の幸をふんだんに使用した加賀料理に舌鼓を打ちながら、歴史とロマンの温泉にゆっくり浸かりませんか。
玉泉湖・氷室小屋
湯涌温泉街の奥にある「玉泉湖」は静謐な佇まいで、静かな湖畔の散策が楽しめます。
この湖畔には「氷室小屋」が現存し、加賀藩では毎年夏に掘り出した氷を遠く江戸まで運び、将軍家に献上したという記録が残されています。
今でも1月に「氷室の雪詰め」、6月には「氷室開き」の行事が行われています。
白鷺の足湯
開湯1300年、加賀藩御用達の癒しの名湯
金沢の奥座敷湯涌温泉街にある、憩いのスポット『白鷺の足湯』
外観は湯涌温泉街でも多く見られる「木格子」をデザインに取り入れ、戸室石や金箔(サイン)を使用して金沢らしさも演出しています。足湯に入りながら、四季折々に美しい湯涌温泉の自然に触れ、心と体の癒しの空間をお楽しみください。
「創作の森」バス停下車
金沢湯涌創作の森
誰もが使える自由な創作活動・作品発表の場
金沢の奥座敷湯涌温泉入口にある古民家を改修した「文化の拠点」です。
4つの工房があり、天然本藍を発酵建てして染める藍工房、草木染めした糸から織り上げる染織工房、親子でのオリジナルT-シャツ作りが人気のスクリーン工房、大判の銅版画やリトグラフのプレス機を持つ版画工房となっています。どなたでも低料金で使用できるほか、初心者や子どもでも体験できるプログラムもあるのが魅力です。さらに、研修施設や宿泊施設、芝生広場、散策路もあることから、合宿や長期滞在制作のために全国からも利用者が訪れています。
湯涌温泉の日帰り湯と併せて利用すれば気分もリフレッシュ!
- 住所
- 金沢市北袋町ヱ36
- 電話番号
- 076-235-1116
- 営業時間
- 受付時間9:00~17:00
- 定休日
- 火曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
金沢駅到着