近江町市場からひがし茶屋街までを散策
- 所要時間:
- 約3時間30分
- 移動手段:
- 徒歩
- 近江町市場からひがし茶屋街までの尾張町・橋場町は、昔から商人の町として栄えたところ。今も風情の残る建物が点在しています。人情も昔そのままに、金沢弁が出迎えてくれます。
近江町市場
金沢市民の台所!
金沢の食文化を支える『市民の台所』として親しまれている近江町市場。アーケードに鮮魚、野菜、果物等の専門店や飲食店、約170の店が軒を連ねています。市民のほか、料亭や飲食店の料理人など食のプロも仕入れに訪れます。また、日本海で獲れた魚介を使った海鮮丼や寿し店を目あてにたくさんの観光客で賑わっています。地元の食材を使ったご当地グルメを食べながら、お店の人との会話を楽しむのも醍醐味です。
※お得で安心なグルメチケット金沢美味が使える近江町市場とその周辺のお店はこちら
- 住所
- 金沢市上近江町50
- 電話番号
- 076-231-1462
- 営業時間
- 9:00~16:00
※店舗により異なる - 定休日
- 年始(1月1~4日)
※店舗により異なる
※水曜日は定休日の店舗が比較的多いため各店舗へ問い合わせ要
伝統の手わざを体験
近江町市場周辺の古いまちなみの中には、希少な伝統工芸の専門店が並んでいます。その中には自分で体験できる施設もあるので、自分だけのオリジナルな作品を作りましょう。
尾張町町民文化館
明治40年(1907年)に建てられた銀行を活用。外観は黒しっくい仕上げの土蔵造りの和風だが、内部は白しっくい仕上げで銀行らしい洋風の空間となっています。当時の面影を残す旧窓口や旧頭取室も見どころです。石川県有形文化財に指定されています。
尾張町老舗交流館
旅人、地元の人、様々な人々の交流の場
旧商家を復元した大正浪漫の建物です。尾張町無線LANシステムの中核としてITがさりげなく設置されています。観光資料を取り揃えておりますので、お気軽にお立ち寄りください。
寺島蔵人邸
江戸中期の風情を残す武家屋敷
加賀藩中級武士・寺島蔵人の屋敷。画家でもある蔵人の秀作などを展示し、庭園も散策できます。
樹齢300年以上のドウダンツツジが春に開花する姿と秋の紅葉の様子は圧巻です。
- 住所
- 金沢市大手町10-3
- 電話番号
- 076-224-2789
- 営業時間
- 9:30~17:00(入館は16:30まで)
- 定休日
- 毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)、展示替え期間
金沢文芸館
金沢文芸館は、金沢の文芸活動の拠点、発信基地となるべく開設されました。創作への活力と意欲の沸きたつ空間を創出し、創作活動に勤しむ方々の交流の場、学びの場を提供することを目指した館です。全国に先駆けての自治体による文学賞の「泉鏡花文学賞」と、同時に設けられた「市民文学賞」の全受賞作品が観・閲覧できます。また2階には、多方面で活躍されている五木寛之氏の「金沢五木寛之文庫」が常設されていますので、1F「交流サロン」と併せて、創作活動に大きな刺激となっています。
- 住所
- 金沢市尾張町1-7-10
- 電話番号
- 076-263-2444
- 営業時間
- 10:00~18:00(入館は17:30まで)
- 定休日
- 毎週火曜日(祝日の場合、翌平日)、年末年始
金沢蓄音器館
エジソン社製の蝋管式蓄音器や縦振動式のほか、有名蓄音器でSP盤の音色を楽しむ解説付き実演は必聴。毎日11:00、14:00、16:00開催。月に数回、テーマ別SP盤鑑賞会やピアノ演奏会も開かれます。日曜日には紙ロールによりピアニストの指使いを再現して演奏する1927年米国製のピアノの公開もあります。
- 住所
- 金沢市尾張町2-11-21
- 電話番号
- 076-232-3066
- 営業時間
- 10:00~17:30(入館は17:00まで)
- 定休日
- 毎週火曜日(祝日の場合、翌平日)、年末年始、展示替期間
泉鏡花記念館
鏡花の幻想世界に触れる
明治半ばから創作活動を始め、大正、昭和にかけて、多くの作品を生み出した泉鏡花は、やがて文豪とたたえられ、また天才とも謳われるようになりました。鏡花が幼少時代を過ごした生家跡に建つ記念館で、作品はもとより、鏡花の生涯とその生活感覚にまで触れることのできる展示をお楽しみください。
- 住所
- 金沢市下新町2-3
- 電話番号
- 076-222-1025
- 営業時間
- 9:30~17:00(入館は16:30まで)
- 定休日
- 毎週火曜日(祝日の場合、翌平日)、年末年始、展示替期間
久保市乙剣宮
暗がり坂の上に佇む、泉鏡花ゆかりの神社
風格ある商家の町並みが残る尾張町に鎮座し、金沢における市場発祥の地とされる由緒ある神社。境内を抜けて主計町茶屋街へと通じる石段の坂道は「暗がり坂」と呼ばれていて、観光スポットとして有名です。その名の通り昼間でも仄暗く、情緒にあふれ、昔ながらの景色と出会えます。また、文豪・泉鏡花の生家が近くにあり、幼い頃によく遊んだと言われています。境内には鏡花ゆかりの神社として、彼が詠んだ句碑が建立されています。