日本では春夏秋冬の四季の中で、季節ごとの花や色彩を生活に取り入れ日々の暮らしを楽しんできました。多くの作家が身近な自然にテーマを求め、春の花だけでも椿や桜、牡丹などをさまざまな作品として表現しています。身の周りにある花々だからこそ、それぞれの技法や個性が際立ってきます。さらに工芸作品では、花を生活に取り入れるための花器も数多く制作されてきました。
本展は国立工芸館の所蔵品を中心に、春から夏にかけて咲く花などの植物をテーマにした工芸・デザイン作品と花のためのうつわをご紹介する展覧会です。作品に登場する花々は本展の会期中、身の回りで目にすることのできるものを集めてみました。本展を通し身近な自然と工芸・デザインの関係に改めてご注目ください。
同時開催:テーマ展示 本と暮らす
明治から昭和の時代に活躍したグラフィックデザイナー、杉浦非水(1876-1965)の旧蔵本の一部をご紹介します。
会場:国立工芸館 芽の部屋
基本情報
- 住所
- 石川県金沢市出羽町3-2
- 料金
- 一般300(250)円
大学生150(70)円
*オンラインによる事前予約もあり。
*高校生以下および18歳未満、65歳以上、MOMATパスポート・学パスをお持ちの方、友の会・賛助会員の方、MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバーパートナーは本人のみ)、キャンパスメンバーズ、文化の森おでかけパス(一般のみ)をお持ちの方、障害者手帳をお持ちの方と付添者(1名)は無料。
*国際博物館の日(5/18)は無料。
詳しくは公式HPをご確認ください。 - 営業時間
- 午前9時30分-午後5時30分
※入館時間は閉館30分前まで - 定休日
- 月曜日(ただし3月31日、4月7日、28日、5月5日は開館)、5月7日
- 公式WEBサイト
- 国立工芸館公式HP
- 開催日
- 2025年3月14日(金)~2025年6月22日(日)
- 開催時間
- 9:30~17:30 (入館時間は閉館30分前まで)
- 会場名
- 国立工芸館