夜の城下町、幻想の世界をめぐる
- 所要時間:
- 約2時間30分
- 移動手段:
- バスと徒歩
夜景の美しい城下町金沢。まちの雰囲気と調和のとれた照明があちこちで施されており、幻想的な夜の世界が広がっています。また、兼六園や金沢城では四季折々にライトアップされており、季節ごとに違った表情を見ることができますよ。
毎週土曜には金沢市内の主なライトアップスポットをめぐる金沢ライトアップバスも走っていますので、夜の金沢散策にご活用ください。
金沢駅鼓門
“おもてなし”の心から生まれた金沢の新名所
日没から0:00までライトアップされています。
また、ライトアップ時間中、正時(00分)ごとに2分間加賀五彩(えんじ、藍、草、黄土、古代紫)をイメージした光で曜日ごとに異なる色でライトアップされます。(月:えんじ、火:藍、水:草、木:黄土、金:古代紫)
土・日・祝日は5色それぞれで2分間ずつ彩られます。
近江町市場周辺
近江町市場そばの交差点角にある北國銀行武蔵ヶ辻支店の建物には、北欧の近代建築を思わせる姿が浮かび上がっています。
日没から0:00までライトアップされています。
尾張町町民文化館
近江町市場からひがし茶屋街へと向かう間の尾張町では、明治年間に金沢貯蓄銀行として建てられた黒漆喰仕上げの土蔵造りの建物「町民文化館」が浮かび上がってきます。
その先は「旧三田商店」の石張りの西洋建築と続きます。
19:00~21:00までライトアップされています。
ひがし茶屋街周辺
出格子が並ぶお茶屋の粋で艶やかな情緒を感じる
ひがし茶屋街周辺にはライトアップスポットが目白押し。
格子戸から漏れる明かりに浮かぶ主計町茶屋街を抜けると、幻想的なライトアップがされた天神橋・梅ノ橋・浅野川大橋・中の橋が架かる浅野川が見えてきます。
橋を通った先には、卯辰山の山裾を背景にガス灯に照らされたひがし茶屋街が。
両側に出格子のお茶屋が並んでおり、耳を傾けると、どこからか三味線の音色が聞こえてくることも。
または「橋場町(金城樓前)」バス停から金沢ライトアップバスで約4分
「兼六園下・金沢城(石川門向い)」バス停下車
兼六園周辺
日本三名園のひとつ!四季を通して豊かな自然美を堪能
兼六園では、季節ごとにライトアップイベントが催されています。
春の桜や花々、夏の木々、秋の紅葉、冬の雪吊りの雪のコラボなど四季折々違った表情を見せてくれます。
また、兼六園付近の、明治・大正時代の代表的な赤レンガ造りの洋風建築物が目を引く石川県立歴史博物館もライトアップされています。
金沢城公園・玉泉院丸庭園
歴史を感じる!現代に蘇った城下町のシンボル
金沢城公園・玉泉院丸庭園では、毎週金・土の夜や祝日の前日夜などに園内を夜間開園しています。ライトアップされた庭園や石垣、城郭建造物をお楽しみください。
日没から21:00までライトアップされています。
- 住所
- 金沢市丸の内1-1
- 電話番号
- 076-234-3800
- 営業時間
- 3月1日~10月15日 7:00~18:00(退園時間)
10月16日~2月末日 8:00~17:00(退園時間)
※菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門:9時00分〜16時30分(最終入館16時)
※河北門・鼠多門(無料):9時00分~16時30分(最終入館16時)
※玉泉庵:9時00分~16時30分(最終入亭16時)12月29日~1月3日休み - 定休日
- 無休
尾山神社
ギヤマンが映える「神門」は見事な美しさ!
明治初期に建てられた全国的にも珍しい和・漢・洋をミックスした5色のギヤマンが鮮やかな尾山神社神門は見逃せないライトアップスポットです。
長町武家屋敷跡界隈
藩政時代に武士が暮らしていた屋敷跡を散策
武家屋敷跡の門や土塀を眺めつつ、用水沿いを歩くと、静寂の中に幻想的な町並みを見ることができます。
近くには繁華街があり、金沢ならではの海鮮やおでん、地物野菜を使った和食などを食べることができます。散策を楽しみながら金沢の夜をお腹いっぱい楽しんでください。
近くでは、一対の堂形しいの木を前にした旧県庁舎の「しいのき迎賓館」や「金沢21世紀美術館」、旧制第四高等中学校の赤レンガ造りの「石川四高記念文化交流館」などがライトアップされています。