金沢から五箇山・白川郷へ日帰りコース
- 所要時間:
- 約11時間30分
- 移動手段:
- 世界遺産バスと高速バス
金沢での観光を満喫したら、もう一日は金沢から一足延ばして五箇山そして白川郷の旅を楽しみませんか。同じ加賀藩の領地でありながら、山深い五箇山の地は独特の文化を継承し、白川郷とともに合掌造り集落としてユネスコの世界遺産となっています。加賀百万石城下町の金沢から、日本の原風景が残された山里へ、日帰りの旅です。
(宿の検索は、宿泊予約ページへ)
今回は世界遺産バスを利用したモデルコースを紹介します。
体験プランページでは、五箇山や白川郷を含むツアーをご紹介しています!
北陸・飛騨・信州3つ星街道の旅公式サイトでは、五箇山・白川郷を含むモデルルートを紹介していますので、ぜひ活用してください!
新高岡駅
「相倉口」下車
相倉(あいのくら)合掌造り集落
世界文化遺産に登録されている合掌造り集落の一つ
庄川の川面からやや離れた段丘上の、細長い台地に広がる集落。20戸が合掌造り家屋であり、その多くは江戸時代末期から明治時代にかけて建てられたものですが、最も古いものは17世紀に建てられたものと推測されています。白川郷・菅沼と合わせて3つの合掌造り集落が1995年12月9日に世界文化遺産として登録されています。
世界遺産合掌造り集落の相倉や菅沼などの観光の際には、ボランティアガイドも依頼できます。
ガイド1人あたり 2,000円(1週間前までに要予約、公式サイト)
【相倉民俗館】
8:30~17:00
入館料:おとな 300円・小中生 150円
- 住所
- 富山県南砺市相倉611
- 電話番号
- 0763-66-2123(相倉合掌造り集落保存財団)
- 営業時間
- 8:30~17:00
(日没後~早朝の立寄りはご遠慮ください。)
「上梨」バス停下車
村上家
約400年前の建築様式を伝える合掌造り家屋
五箇山地方の民家の中で、最大規模を誇る合掌造り家屋であり、国指定重要文化財に指定されています。戦国時代の武家造りから書院造りに移る過渡期の様子を示すなど多くの遺構が残されていて、全国的にも類を見ないといわれています。
上梨のバス停を降りたら、道の向かい側にある「五箇山総合案内所」で、上梨地区の案内書をもらい説明を受けると迷わずに観光できます。
また、総合案内所では希望により「こきりこ踊り」の実演も見学できます。
- 住所
- 富山県南砺市上梨725
- 電話番号
- 0763-66-2711
- 営業時間
- 8:30~17:00(※ 12~3月は 9:00~16:00)
- 定休日
- 水曜
(途中、世界遺産の「菅沼合掌造り集落」を車窓から眺めます。)
「白川郷(萩町)」下車
菅沼(すがぬま)合掌造り集落
世界文化遺産に登録されている合掌造り集落の一つ
合掌造り家屋9棟をはじめ、土蔵や板倉などの伝統的な建物、雪持林や茅場などの山林をも含めた地域もあり、数百年前にタイムスリップしたかのような不思議な感覚を味わえます。「南砺市世界遺産菅沼合掌造り集落展望広場」から集落を一望すると、素朴でのどかな景観に心が和みます。
集落内には五箇山の歴史と伝統を学ぶこともできる施設があります。
白川郷・相倉と合わせて3つの合掌造り集落が1995年12月9日に世界文化遺産として登録されています。
- 住所
- 富山県南砺市菅沼
- 電話番号
- 0763-68-3008
- 営業時間
- 4月~11月8:00~17:00(入場16:00まで)
12月~3月9:00~16:00(入場16:00まで)
(日没後~早朝の立寄りはご遠慮ください。)
荻町城跡展望台
白川郷の合掌造り集落を一望
白川郷は、合掌造り民家の点在する荻町地区が重要伝統的建造物群保存地区に選定され、1995年には世界遺産に登録されました。
展望台の眼下にひろがる世界遺産白川郷合掌造り集落、その眺望は格別です。写真好きには最高の撮影ポイントです。
白川郷 荻町散策と合掌造り民家園見学
日本の原風景ともいうべき美しい景観の合掌造り集落
展望台を降りると、荻町の合掌造り集落が広がります。
荻町の集落を抜け出会い橋を渡ってしばらく行くと、白川村の使われなくなった合掌家屋を移築・保存して作られた野外博物館「合掌造り民家園」。昔ながらの暮らしぶりが再現されています。
民家園の正門を入ってすぐの「信称寺」では、昔懐かしい竹とんぼやわら細工、ひで細工など、各種民芸品の手づくり体験ができます。
- 住所
- 岐阜県大野郡白川村荻町2499
- 電話番号
- 05769-6-1231
- 営業時間
- 3~11月8:40~17:00
12~2月9:00~16:00 - 定休日
- 4~11月無休
12~3月木曜日(但し木曜が祝日の場合は前日)
金沢駅着