団体・法人・教育旅行に 金沢を訪れるべき理由5選!
金沢の人口は約46万人と、日本海側では新潟市に次ぐ規模を誇りながらも、観光地が市内中心部に密集しているため、コンパクトで歩きやすく徒歩での移動が便利で、団体旅行にも最適です。また、市街地から少し足を伸ばせば、雄大な白山の美しい景色を望むことができ、その伏流水が金沢の豊かな食文化、自然を育んでいます。さらに、日本海に面しているため、四季折々の新鮮な魚介類も豊富に味わえます。
金沢は、伝統的な「ほんもの」を大切にする歴史都市でありながら、常に新しい挑戦を続ける創造都市でもあります。
ここでは、金沢の知られざる魅力も合わせてご紹介します。
次の旅行先には是非「金沢」をご検討、ご提案ください!
Point1 金沢のここがすごい!世界のメディアも注目する魅力的な旅行先
金沢は、歴史、文化、美食、工芸の宝庫として、世界中のメディアから高く評価されています。その魅力は、伝統と革新が融合する独特の雰囲気にあります。
金沢市 Kanazawa City
◆2025年に行くべき世界の旅行先25選に「金沢」が東アジアの都市で唯一選ばれる
金沢は「ほんものの日本」が体験できる街 江戸時代の風情が残る木造の茶屋街、武家屋敷、四季折々の美しい景色を楽しめる兼六園を有する。また、金沢は金箔生産の99%のシェアを誇り、金箔文化も息づいている。それらを含めた工芸品制作体験でも高く評価されました
(米有力旅行メディア「ナショナル・ジオグラフィック」2024年10月23日付)
◆優れた取り組みを続ける旅行先として日本で唯一「金沢」が選ばれる
普段公開していない作家の工房見学プログラムや能登半島地震で被災した職人支援の取り組みが評価されました
(富裕層向けの米大手旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」2024年11月7日付)
◆次に来る世界屈指の美食の7か所に「金沢」が選ばれる
(米有力グルメ雑誌「FOOD&WINE」2023年5月1日付)
◆2023年に訪れるべき旅行先世界23ヶ所に「金沢」が選ばれる
(英旅行ガイド「ラフガイド」ウェブ版 2022年12月19日付)
◆2020年最も魅力的な旅行先世界9ヶ所に「金沢」が選ばれる
(英「イブニング・スタンダード」オンライン版 2020年1月6日付)
金沢駅 Kanazawa Station
金沢駅のシンボルである「鼓門」は、加賀藩の伝統芸能「能楽」の鼓をイメージした巨大な木造の門で、その圧倒的な存在感で訪れる人々を迎えます。 また、「もてなしドーム」は、ガラスとアルミ合金で作られた巨大なドーム型の構造物で、雨や雪が多い金沢において、訪れる人々に傘を差し出すような形状をしており、その美しさと機能性が評価されています。
◆世界で最も美しい駅14駅に選出
(2011年12月27日付 米旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー」ウェブ版
◆世界で最も素晴らしい駅 ベスト10に選出
(2013年2月22日付 米天気予報チャンネル「ウェザーチャンネル」)
◆世界で最も美しい鉄道駅16駅に選出
(2021年1月14日付 米旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」ウェブ版)
兼六園 Kenrokuen Garden
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン 3つ星 ★★★(わざわざ旅行する価値がある)
▶「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」とは、訪れるべき観光地を星印で格付けするガイドブック
兼六園は、日本三名園の一つに数えられていますが、世界的に有名な格付ブックでも最高ランクとして選ばれています。
金沢からは以下がランクインしています
2つ星★★(寄り道する価値がある)金沢、金沢21世紀美術館、武家屋敷跡野村家
1つ星★(興味深い) ひがし茶屋街、大樋美術館、長町(武家屋敷跡)、懐華樓、成巽閣、妙立寺(忍者寺)、九谷光仙窯、金沢市老舗記念館
Column
国連機関が「都市生態系再生モデル都市」に選んだ国内唯一の都市
金沢市が、国連環境計画(UNEP)から「都市生態系再生モデル都市」に選ばれたことをご存知ですか?これは、金沢市が進める自然環境と都市の調和を追求した取り組みが、世界的に高く評価された証です。金沢市は、この分野で国内唯一の選出都市となっています。
都市生態系再生モデル都市とは?
都市での「開発と保存のバランス」は非常に難しい課題です。都市生態系再生モデル都市とは、都市環境における生態系の回復を目指し、都市の緑化や生物多様性の保全、水環境の改善など、様々な取り組みを行っている都市を指しています。金沢は、トロント(カナダ)、シアトル(アメリカ)などと並び世界の11都市の一つに選ばれました。
<評価された取り組み>
①歴史的・文化的景観を活かした取り組み
②文化遺産の継承と景観保護
③責任あるツーリズムの推進
④国連研究機関との連携
⑤木材資源の活用と「木の文化都市」づくり
関連資料
Point2 金沢のここがすごい!全国トップクラス!
総務省の家計調査によると、金沢市は和生菓子、もち、カレールウ、外食のすしなど、食に関する支出が全国トップクラスで、市民生活に根付いた豊かな食文化の一端が明らかになりました。また、金沢の地域全体の魅力は、観光だけでなく、住みやすさや文化の充実度にも表れています。
◆総務省「家計調査」(2023年)の支出額
和生菓子 1位(14,569円) ▶茶道が盛んな金沢ならでは!老舗の御菓子屋さんも多いです
もち 1位(3,081円)
カレールウ 1位(1,630円) ▶金沢カレーはB級グルメとして人気です!
すし(外食) 1位(24,716円)▶美味しいお寿司屋さんがたくさん!
大根漬け 2位(1,465円) ▶金沢の冬の風物詩
アイスクリーム・シャーベット 2位(13,798円)▶チョコレートも実は全国3位に入るなど、金沢市民は和洋問わずスイーツ好き!
◆その他のランキングで金沢がトップ評価
地元ならではのおいしい食べ物が多かった都道府県 金沢市1位
(じゃらん宿泊旅行調査2023)
幸福度ランキング 金沢市2位
待機児童数ゼロなど子育て支援先進都市として評価されています(一般社団法人日本総合研究所2022)
中核市博物館等数 金沢市1位(62中核市中)
文化施設が豊富で、幼少期から文化やアートに触れる機会が多くあります。また多様な文化芸術を教材とした「直接体験」により、感性・興味・関心を高める情操教育を、保育施設や小中学校で展開しています。
市区町村魅力度ランキング 金沢市4位
さまざまな魅力が揃います(ブランド総合研究所「地域ブランド調査2023」)
◆石川県のここがすごいぞ!ランキング
人間国宝認定数「工芸技術部門」 石川県第1位
伝統工芸の盛んな石川県では、全国最多の10名が人間国宝(工芸部門)に認定されており、金沢をはじめとした地域で伝統工芸が今も息づいています。
生け花・茶道教室数 石川県1位
(経済センサス「基礎調査」2014) 観光客もこの文化を体験したり、学ぶことができます。
空気や水が綺麗 PM2.5濃度が低い都道府県 石川県第2位
(国立環境研究所の観測データをもとに金沢市が集計2021) 自然環境の豊かさも魅力の一つです。
Point3 金沢は3大都市圏からのアクセスが抜群!
金沢は、首都圏、関西圏、名古屋圏からのアクセスが非常に良好で、移動時間が短いため、団体旅行や教育旅行、法人旅行にも最適な目的地です。新幹線や飛行機を使えば、全国の主要都市から金沢へ短時間でアクセスでき、旅行の計画もスムーズに進められます。
3大都市圏からのアクセスをはじめ
◆東京~金沢 北陸新幹線で約2時間30分
◆大阪~金沢 特急サンダーバード+北陸新幹線で約2時間10分
◆名古屋~金沢 特急しらさぎ+北陸新幹線で約230分
金沢は、空路でのアクセスも非常に便利です。最寄りの小松空港(金沢市から車で約40分)まで、国内主要空港から直行便が出ており、短時間で金沢に到着できます。
◆札幌空港~小松空港 約1時間30分
◆福岡空港~小松空港 約1時間30 分
と、全国から集まる会議や大会などに非常に便利です。
Point4 コンパクトな街並みで効率的な観光が可能!
金沢の最大の魅力のひとつは、そのコンパクトな街並みです。観光スポットは約2㎢の範囲に集まっており、徒歩での移動が可能なため、効率よく多くの場所を巡ることができます。観光客にとって、移動時間を短縮できる点が大きな利点です。特に、団体旅行や時間が限られたツアーにはぴったりの都市です。
また、観光スポットを周回するバス「城下まち金沢周遊バス」も便利です。
Column
歴史的資産を活かした金沢の都市づくり
金沢は、江戸時代に百万石の大藩を誇った城下町として、今もその景観が色濃く残っています。そのため、兼六園や金沢城など有名な観光スポットに加え、街並みそのものが魅力的な観光資源となっています。
これらの文化的景観は、長い歴史の中で育まれてきた貴重な資産であり、金沢は歴史的資産を活かした都市づくりのモデルケースとしても評価されています。
Point5 ほんものを体験できるコンテンツが豊富!
金沢は、歴史と伝統が息づく街で、他では味わえない「本物」の体験を提供します。金沢に息づく伝統工芸や芸能は、単なる観光地巡りにとどまらず、深い文化的理解と、参加することで得られる五感を使った体験が魅力です。
金沢であなたを待っているのは、「本物」の体験です。
工芸王国「いしかわ」 職人の手仕事が生み出す「本物」の工芸体験
九谷焼: 鮮やかな色彩と華やかな絵付けが特徴の陶器。ろくろ廻しや絵付けなどが体験できます。
加賀友禅: 絹地に手描きで染められた優美な着物で日本三大友禅の一つ。染色体験を通して、職人の巧みな技と美意識を直に感じることができます。
金箔: 金箔は国内生産の99%を占める金沢の代名詞。金閣寺も金沢で作られた20万枚の箔が使われています。細やかな技術が必要な金箔貼りは貴重な体験です。
金沢の工芸品は、単なる商品ではなく、職人の手仕事が息づく一点ものの芸術作品です。
工房を訪れ、職人さんの話を聞きながら、制作過程を見学するのもおすすめです。
時を超えて受け継がれる、伝統芸能
能楽: かつては「空から謡が降ってくる」といわれるほど能楽が盛んであり、加賀藩主であった前田家が庶民にも広く推奨したことから「加賀宝生」として独自の発展を遂げ今も年間を通して様々なプログラムが開催されています。
茶道: 京都、松江と並び茶道が盛んな金沢では、呈茶(お抹茶を飲む体験)や、自身でお茶をたてる体験が可能です。
芸妓: 舞踏や三味線などの芸妓の技芸は、何世代にもわたって受け継がれており、金沢の独特の文化やおもてなしの精神を体感できる貴重な体験です。
金沢で「本物」を体験する旅行は、心に残る特別なものに
金沢での旅行は、ただ観光地を巡るだけではありません。伝統工芸や伝統芸能の体験を通して、歴史や文化に触れ、五感を研ぎ澄ませ、自分自身と向き合うことでもあります。団体旅行や教育旅行、企業研修などで金沢を選ぶことで、旅行者にとって学びと感動の旅を提供できること間違いありません。金沢でしかできない貴重な体験を、ぜひご提案ください。
Column
なぜ、経営者は茶道に魅了されるのでしょうか
茶道と経営者、一見すると異なる世界のように思えますが、実は多くの共通点があり、経営者にとって茶道が役立つケースは少なくありません。
<茶道と経営の共通点>
◆作法の重要性: 茶道では、所作一つ一つに意味があり、丁寧に行うことが求められます。経営においても、顧客対応や社内コミュニケーションにおいて、丁寧な言葉遣いや行動は非常に大切です。
◆心のあり方: 茶道は、ただお茶を点てることにとどまらず、心を静め、周囲と向き合う時間でもあります。この冷静さと自己省察の時間は、経営者にとって非常に重要です。
◆おもてなしの心: 茶道において最も大切にされるのは、お客様への心遣いです。顧客一人ひとりを大切にし、そのニーズに応える姿勢は、企業の成長と強いブランドを生み出します。
◆変化への対応: 茶道は、毎回異なる茶器や季節、訪れるお客様に合わせて柔軟に対応することが求められます。変化を受け入れ、適応する柔軟性は、経営において不可欠なスキルです。
茶道を通して「ストレス軽減」「集中力向上」「創造性向上」「人材育成」「リーダーシップの強化」の効果を期待することができ、多くの学びを与えてくれる貴重な経験です。