金沢五社をめぐる
火防や病気平癒を祈られた「安江八幡宮」、本殿は四間社流造という珍しい形式の 「小坂神社」、藩祖前田利家の神霊を祀った「宇多須神社」、菅原道真を祀り、前田家の祈祷所となった「椿原天満宮」、300年以上続く「あぶり餅神事」でも知られる「神明宮」の 「金沢五社」と称された、江戸時代から鎮座し、前田家の崇敬が厚かったとされる寺社をめぐるコースです。
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徒歩6分
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Spot1安江八幡宮
藩政時代には前田家の加賀藩主や大聖寺藩主に崇敬されて、火防や病気平癒を祈られ、また社殿の修繕および祭器具を寄進されています。神社のある此花町は以前安江鍛冶町と称して、多くの刀鍛冶のいたところで、有名な泰平・兼若もここにいました。これら刀鍛冶が水火の伝授(刀剣製作時の水と火の加減のこと)を必ず神社でおこなったことから、今でも俗に「鍛冶八幡さん」と称しています。金沢の郷土玩具「加賀八幡起上り(かがはちまんおきあがり)」発祥の神社と言われています。
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徒歩5分
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バス8分
リファーレ前から北鉄バス 東山線 柳橋行など 山の上下車 -
徒歩6分
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Spot2小坂神社
小坂神社は、旧城下の北郊、山の上町に位置する古社であり、金沢五社のひとつとして広く知られています。 神社建築は、奇数間が一般的ですが、小坂神社本殿は、四間社流造という珍しい形式です。金沢市内で数少ない17世紀後期に遡る遺構として、年代判定の指標となる細部意匠を残すなど、金沢市における神社本殿建築として貴重な建造物といえます。また、富士社は玉姫病気祈願所とされ、以来病に霊験のあるお社として崇敬を集めています。
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- 住所
- 金沢市山ノ上町42-1
- TEL
- 076-252-7891
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徒歩16分
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Spot3宇多須神社
2代藩主利長が越中より遷座してお城の鬼門守護として卯辰八幡宮を建立し、利家の神霊を祀って藩社としました。明治4年の廃藩置県により宇多須神社と社名を変えました。 境内奥手には5代綱紀の病を平癒したとする「利常公酒湯の井戸」があります。
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- 住所
- 金沢市東山1丁目30-8
- TEL
- 076-252-8826
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車10分
タクシーなど
その他、 宇多須神社 徒歩6分 橋場町から北鉄バス 9分 石引線 金大附属学校自衛隊前行など 石引広見下車 徒歩11分 -
Spot4椿原天満宮
菅原道真を祀り、永仁5年(1297)、京都北野天満宮より勧請。その後、前田家の祈祷所となり、金浦郷の総社となって田井天満宮と称しました。寛永年間(1624〜44)、「椿原山」と称する現在地に移転し、明治期には椿原神社に改称しました。
詳細を表示する椿原天満宮
- 住所
- 金沢市天神町1丁目1-13
- TEL
- 076-231-3827
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徒歩4分
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バス12分
田井町から北鉄バス 西金沢線 西金沢行など 片町下車 -
徒歩3分
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Spot5神明宮
300年以上続く「あぶり餅神事」でも知られる神明宮。幣形に串刺しにした餅を聖火であぶり食すると悪事災難厄除けに御利益があると言われています。詩人中原中也や文豪室生犀星とも縁深い神社で、境内には樹齢1000年を超える大欅が屹立します。
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徒歩4分
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バス11分
広小路から北鉄バス 四十万線 金沢駅行など 金沢駅
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