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金沢に夢中!旅したくなる体験リポート

兼六園内の時雨亭でお茶席を体験

加賀百万石の大名庭園、兼六園で楽しむお茶席

兼六園にある由緒ある時雨亭の歴史

平成12年3月に再建された時雨亭は、兼六園のルーツともいえる建物です。5代藩主前田綱紀が蓮池御亭(れんちおちん)を建て、その周りに庭園を造ったのが、兼六園の始まりといわれているのです。御亭(おちん)とは、今でいえば別荘のようなもの。6代藩主前田吉徳がこの御亭を建て替えた後、明治初期に取り壊されるまで時雨亭とも呼ばれていたそうです。再建は当時の場所より150mほど離れた長谷池のそば。一部は当時の平面図を参考に復元されています。亭内では庭園を眺めながらお茶とお菓子を楽しむことができます。
屋根は杮葺(こけらぶ)、木造平屋建ての時雨亭

屋根は杮葺(こけらぶ)、木造平屋建ての時雨亭

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座敷五から座敷二と庭園を眺める

座敷五から座敷二と庭園を眺める

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重要な客人を迎えた御囲(おかこい)は、当時の図面より復元された約2畳の茶室

重要な客人を迎えた御囲(おかこい)は、当時の図面より復元された約2畳の茶室

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さて、いよいよ亭内に入ってお茶席の体験をします!

ガラガラと玄関戸を引いて中に入り、靴を脱いで左手の座敷に入ります。「金沢市に住んでいながら、中に入るのは初めて!」。とても緊張しています(^_^;)。最初はお抹茶の体験です。毛せんの上に座って待っていると、着物姿のスタッフがお菓子をしずしずと運んできてくれました。お互いにお辞儀をします。お皿の上にはほのかなピンクの上生菓子が。季節に合わせて2カ月ごとに替わるそうで、2月は梅でした。お菓子が食べ終わるころに、今度はお抹茶が運ばれます。薄茶(お薄)といわれる、比較的気軽なお点前です。お茶碗を左手にのせ、右手を添えていただきます。
お抹茶の体験はまず菓子が出され、そのあとでお抹茶が

お抹茶の体験はまず菓子が出され、そのあとでお抹茶が

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お抹茶は碗に残らないように最後のひと口は吸いきるのだそう!(^^)!

お抹茶は碗に残らないように最後のひと口は吸いきるのだそう!(^^)!

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※写真はイメージ。こんなふうにセットで出ることはないのです

※写真はイメージ。こんなふうにセットで出ることはないのです

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お抹茶の次は引き続き、お煎茶の体験です。今度は、緑茶と干菓子が同時に運ばれてきます。お抹茶とは違い、お茶とお菓子は交互にいただきます。「あれ、お菓子は手で持つんですか?」との質問に「懐紙ごと手に取って、ひと口で入らないときは割って食べます。指先が汚れたら懐紙で拭き、懐紙は最後にお菓子のくずを落とさないように小さくたたみます」と教えていただきました。なんと贅沢に2つも体験をしたけど、背筋がシャンとして、舌も心も体も満たされました☆
お茶は心が落ち着きますね

お茶は心が落ち着きますね

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お茶室の中を拝見してみます

お茶を飲み終えたら、掛け軸が掛けられているお床も拝見(^^)/。お床が3カ所にあり、今日は「円満」「福寿」「日月」です。縁起の良い言葉が書いてありました。座って掛け軸を見上げていると、スタッフが耳より情報を教えてくれました。数寄屋造で釘を使っていないのに釘隠しの装飾があったり、柱の節を利用して羽子板のカタチの埋め込みがあったり、襖紙の柄は加賀藩が集めたデザインの百工比照(ひゃっこうびしょう)のひとつだったりと、昔の粋人の遊び心のあるセンスの良さに感動です。
「円満」の掛け軸。左上の襖の柄が百工比照のデザイン模様

「円満」の掛け軸。左上の襖の柄が百工比照のデザイン模様

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縁側から長谷池と庭園が見渡せます

縁側から長谷池と庭園が見渡せます

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時雨亭の玄関を入って右側の座敷も見学(見学不可の場合あり)

時雨亭の玄関を入って右側の座敷も見学(見学不可の場合あり)

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時雨亭から眺められる日本庭園

春~秋は縁側の板戸が開け放されます。座ってじっくり眺めたいですね

春~秋は縁側の板戸が開け放されます。座ってじっくり眺めたいですね

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時雨亭は兼六園の美しい庭園の中にあるため、365度日本庭園に囲まれています。縁側からは、長谷池とそこに流れ込む小さな滝や清らかなせせらぎ、樹木や草花などに彩られた四季おりおりの庭園を眺めることができます。時雨亭を囲む庭園は、兼六園の散策道から入ることができないプライベート庭園。散策路から入る小道には、目印として「止め石」が置いてあります。止め石とは、立ち入り禁止を表すために用いられる石で、丸い石に十文字に縄が掛けられています。これが置いてあった場合は通行止めの意味なんですって(*^_^*)

兼六園の散策路から見た時雨亭

兼六園の散策路から見た時雨亭

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止め石です。兼六園内には随所に置かれていますよ

止め石です。兼六園内には随所に置かれていますよ

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過去の体験リポートはこちら

スポット情報
中島めんや
<時雨亭>
電話/076-232-8841
所在地/金沢市兼六町1-5
営業時間/9:00~16:30(呈茶の受付は~16:00)
定休日/無休(12月29日~1月3日と催事の際は休)
料金/抹茶(生和菓子付)720円、煎茶(和菓子付)310円
※別途兼六園の入園料310円必要
交通/JR金沢駅から兼六園シャトルで16分、兼六園下・金沢城下車、徒歩4分
駐車/石川県兼六駐車場利用(有料)554台
HP/http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/sigure.html

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